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2020.02.27家・お部屋づくり

【リビング階段メリットとデメリット】安全で使いやすい階段の作り方

近頃はモデルハウスのようなリビング階段に注目が集まっています。
実際にリビング階段を使っている人の口コミを見ていると「光熱費がかかる」「リビングに来客があると気を遣う」など、気になる意見もちらほら見かけます。
そこでリビング階段のメリット・デメリット、安全に使うためのヒントや階段の作り方についてご案内いたします。

階段の役割

・「階段がある意味」とは?

階段は単に二階へ移動するだけでなく、「空間演出」や「空気コントロール」といった役割があります。

「空間を演出する」
階段と一口にいっても、直階段や旋階段、折り返し階段など、数多くの種類があります。これらのデザイン性に優れた階段は、おしゃれに空間を演出したい方にとっては、うってつけです。踏み台や手すりといった素材にこだわれば、オリジナリティ溢れる階段を作ることができるので、日々の生活に彩りが生まれます。

「空気コントロール」
階段は吹き抜けとしての役割も果たしており、空気の循環を円滑に行ってくれます。
階段を伝って熱い空気と冷たい空気が家の中を循環するので、部屋どうしの温度に高低差が少なくなくなります。上下を繋ぐ空間は開放感があって、快適に過ごせますよ!

階段の配置場所とライフスタイル

快適な環境づくりを手助けしてくれる「階段」。
生活動線をスムーズにするためにも、使い勝手の良い場所に設置したいですよね。

・利便性のよい配置とは

長く住むならデザイン性だけでなく、利便性の良い所に階段を設置しましょう。
階段は間取りの端に配置すると、部屋を広々と使うことができますが、リビングからの移動距離や生活動線から見れば非効率。そこでおすすめなのが「リビングに階段を配置」することです。家の中心部分であるリビングに階段を設置すれば、家事動線や生活動線をシンプルにしてくれます。

コミュニケーションがとりやすいリビング階段

近年、人気が高まっている「リビング階段」はご存知でしょうか?
ここで、リビング階段のメリット・デメリットについてご説明します。

・リビング階段のメリットとデメリット

〈メリット〉
リビングに階段を設置するだけで、立体感が生まれ、空間に広がりができます。リビングに吹き抜けを作りたくても、構造上できない…。そんなときでも上下の空間が広いリビング階段なら、快適な開放感をもたらしてくれます。
また、家族間でコミュニケーションがとりやすいのも大きなメリットです。
階段を利用する際は、必ずリビングを通らなくてはいけない作りなので、家族の外出や帰宅に気づきやすくなります。

〈デメリット〉
来客の際に家族と他人が顔を合わせる機会が増えるようになります。一時的な目隠しや間仕切りなど、個別空間が作れるようにしておくとよいでしょう。

また開放的な側面の影響で冷暖房効率が低下したり、音やニオイが伝わりやすくなります。
上層階の出入り口にドアを設置する、リビングの断熱材を多めにするといった対策をとりましょう。

・条件によっては設置が難しいこともある

家の延床面積や構造上の理由から、リビング階段の設置が難しいこともあります。
階段の影で日照が遮られたり、上層階の間取りにデッドスペースができるかもしれません。

階段をつくるときのポイント

階段を使うときは「誰もが安全に上り下りしやすいか」を意識してみると新たな発見があるかもしれません。
ここで、階段をつくるときのポイントをご紹介いたします。

・階段の転倒防止策

階段の事故でもっとも多いのが「転倒によるケガ」です。
階段は足先が引っ掛かって転倒しやすく、最悪の場合は落下してしまいます。

【踏み板の幅や段の高さ】
上り下りしやすい階段の踏み板の幅は、およそ25センチです。

それ以下になると足を踏み外しやすくなります。1段あたりの高さは約20センチ以内が適当です。高さがありすぎると足が上がりきらず危険ですし、上り下りだけで体力を消費します。反対に低すぎると何度も足を上げ下ろししなければならないので疲れてしまいます。

【滑り止めや手すりの設置】
階段に手すりをつけたり、角度を緩やかにするといった工夫をとりましょう。

つるつるした材質の踏み板を選ぶと、上り下りの際に滑りやすくなるので、板の端に滑り止めテープを貼ったり、滑りにくい材質を選ぶようにしましょう。大きなケガを避けることができます。

マイホームにリビング階段を設置するときは、上下階の間取りや階段の使い勝手、将来の家族構成など多角的なイメージを持ちましょう。
さまざまなモデルハウスを見学して、使いやすい階段の特徴について研究してみるのもおもしろいですよ。
階段のコンセプトや使い勝手を両立させ、満足のいくリビング階段を手に入れてください。